8月22日(木)、美唄市で北海道市議会議長会・道央支部協議会の議員研修会が行われました。
この研修会は例年実施されており、管内10市の議員が一堂に会し時々のテーマで講義を受けるというものです。
今回は総務省から出向し札幌市財政局長に就任されている笠松氏(美唄市出身)を講師に招き「地方行政を巡る諸課題~予算・決算審議時の要諦」と題した講義が行われました。地方財政の基礎的な部分に加え、歳入や決算に対する視点など財政状況を読み解くポイントについて説明・解説があり、大変有意義な時間となったところです。
とりわけこの度の講義を受け、要諦とされた視点をもって改めて市の財政状況を確認してみたいと思います。
健全な財政運営を図ることは家計に置き換えても分かるとおり極めて重要です。当然に全ての行政サービスに直結しますので、あえて申し上げることもなく正にまちの維持・発展の根幹になる部分であります。
近年は人口減少による税収の落ち込みや昨今の物価高による経常支出の増加など、財政運営は益々厳しくなることが懸念されています。歳入を確保してくことはもちろん重要ですが、一方で各種合理化を図るなどとした効率的な行政の推進、そして無駄遣いがないようにという私たちの意識・行動がより大切になってくると感じております。
