今日は少々気温も上がり比較的穏やかな日でした。
12月9日(月)から4日間の会期日程で開会された市議会定例会も2日目が終わり折り返しとなりました。
提案された市立病院の条例の一部改正及び一般会計並びに市立病院事業会計の補正予算については予算審査特別委員会での審査を経て、いずれも議案のとおり可決しております。
内容等につきまして次のとおりご報告いたします。
【条例の一部改正】
◎砂川市立病院事業の設置等に関する条例
入院患者の減少を踏まえ、効率的な病床の運営を図るため、病床数を削減するもの。
➤一般病床 408床 → 321床 (全体で492床→405床)
※感染症病床4床と精神病床80床は変更なし
一般病床87床の減の内訳は、コロナ病床33症(現未使用)と地域包括ケア病床44床(9月末 廃止)のほか4病棟で合わせて10床(各病棟1~5床を削減)
【一般会計補正予算(歳出)】
◎ふるさと応援寄附金業務経費 208,710,000円
ふるさと応援寄附金の採納状況が過去最高であった令和4年度の10月末と比べ、本年は約1.4倍で推移しているほか、納税サイトの新規開設により寄附者の増加が見込まれることから謝礼経費やサイトの利用手数料を増額補正するもの。
➤内訳=寄付金謝礼121,306千円、通信運搬費8,427円、手数料59,668千円、業務委託料19,309千円
◎企業振興促進補助金 182,236,000円
市内に企業施設を新設及び増設または移設したものに対して、設備投資にかかる負担を軽減し、経済の均衡ある発展を図るための支援。
今回、企業一社が工業団地内の用地を取得し工場を新築することから、当該制度に則り補助金を交付するため予算の補正を行うもの。
【病院事業会計補正予算】
◎一時借入金限度額 500,000,000円
会計年度内における一時的な現金の不足を補うため、借入金の限度額を現行の10億円から15億円に引き上げ運転資金の確保を図るもの。
なお、引き上げ分の5億円はあくまで限度額としているため、今後の借入額は未定。
今議会で提出された議案では、市立病院の経営に関わる部分でやはり注目が集まりました。提案内容については理解できるものの、今後の展開など提案以外の部分で色々と確認が必要と感じました。本件に関しては情報提供を含め追ってお示ししていきたいと存じます。
