2025年02月13日一覧

■令和7年度の高校出願状況

 本日、令和7年度の高校出願状況(変更後)が公表されました。
 砂川高校は募集80人に対し51人の出願状況で倍率は0.6でした。
 少し物足りなさを感じ残念に思いながらも近年の状況を見ますと令和6年度は51人、令和5年度は65人でしたので、空知北学区がおしなべて定員割れとなっていることも考えたら致し方ないとする部分もあります。
 砂川市は平成25年度から地元砂川高校の魅力づくりとして、各種検定受験料の補助などメニューを増やしながら支援をしてきました。これらは生徒(募集間口数)の確保はもとより砂川の子どもたちにとって通いやすい地元の高校が魅力的であること、さらには社会人として地域の担い手として多様なスキルを身に着けしっかりと準備ができるようにと様々考えて措置してきたものです。
 昨年実施した議会懇談会において参加した砂川高校の生徒さんからは、これら支援に対する高評の声も聞かれ、取り組みとしては意義あるものと感じましたが、いかんせん生徒数は伸び悩んだままです。
 やはり生徒数の確保にあっては高校や子どもたちに対する直接的な支援だけで解消できるものではなく少子化をどう克服するか、まちの魅力どう創出するかというところが問題の本質なのだと感じます。企業誘致や雇用の確保、医療・福祉サービスの充実、子育て・教育環境の推進、交通網の整備などなど地域的な難しさがありながらも安心で暮らしやすいまちづくりを進め人口の伸長を目指していくことが肝要と考えますので、ここは議員という立場でしっかり努めてまいりたいと存じます。
 今後も北海道主導のもと空知北学区における公立高校のあり方について議論が進められると思いますが、関係市町にあってはまちの経済効果を前面に出さずに、あくまで本意である学業を優先的に考え地域(学区)に暮らす子どもたちにとって何が最良か、その答えを模索しながら議論をして欲しいと思います。

 ※資料出典元:北海道ホームページ


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