2025年03月03日一覧

■弁護士が考える老い支度

 3月1日(土)、砂川市成年後見支援センター(社会福祉協議会)主催の「成年後見制度市民フォーラム」が地域交流センターゆうで開催されました。
 今回のテーマは「弁護士が考える老い支度」と題し、大きく“人生の締めくくりを自分らしく迎える”、“残された人に迷惑をかけない”、“築き上げた財産を自分の望みどおりに使ってもらう”と分類し、生前、元気なうちに自分の意思を示し、いわゆる「終活」としてしっかり準備をしましょうという内容でした。
 講師を務めていただいた岩見沢ななほし法律事務所の田村弁護士からは、医療・介護の意思表明や空き家対策、財産相続など誰もが直面する課題に対し、後見人制度、死後事務委任契約、遺言書や公正証書等について大変分かりやすいお話があり、特に手続きや効力など留意すべき点を詳しく解説され非常に勉強になりました。また同時に、死という言葉から敬遠したくなるような気持になりつつも、いずれ必ず訪れるものとしてしっかりと準備をしておくことの大切さを改めて認識させられた次第です。
 皆様も市では各企業の協力のもと「わたしの人生ノート」を作成していますので、これらを活用するなどして、ご家族のために自分の想いや考えを記してみてはいかがでしょうか。
 なお、「老い支度」をテーマにした講義は全3回を予定しており、次回以降は認知症専門医及び介護福祉士が考える老い支度として開催するようです。良いお話が聴けると思いますのでご都合つきましたら是非参加していただければと存じます。

公演の様子
「わたしの人生ノート」詳細は市・介護福祉課へ


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