是枝貴裕一覧

■北海道議会を傍聴

 9月25日(水)、第3回北海道議会定例会を傍聴してきました。
 この日の議事日程は一般質問となっており、さらには地元砂川市出身の道議会議員・稲村久男副議長が登壇し議事の進行を務めることもあって、やや強行ではありましたが勉強する思いで行ってきた次第です。
 日程の一部しか傍聴できませんでしたが、宿泊税、エネルギー政策、ラピダス関連等、普段あまり感心を寄せていなかった分野でのやりとりもあり、議事の流れや議員及び説明員の動きなどを含め多々参考になりました。これを機に国や北海道の政策、動向にはしっかりと注視しなければと認識をあらたにしたところです。

本会議場
稲村副議長。手前は答弁する鈴木知事

■道路清掃に汗を流す皆さん

 9月14日(土)、宮川中央団地の老人クラブに在籍する皆さんが町内に接する南4号線を清掃しておりました。
 こちらの皆さんは、日頃から植樹枡の管理や町内のゴミ拾いをボランティアで行ってくれています。
 こういった環境美化活動が衛生面だけでなく、まちづくりに貢献していると改めて気付かされ本当に頭が下がる思いでした。
 市では既に地域活動を支援する施策を実施しておりますが、このような活動に対して継続性を鑑みた新たな支える仕組みも、ボランティアで行う皆さんの気持ち・精神に配慮しながら考えてはいいのではと感じました。


■小学校5校で合同遠足

 9月13日(金)、市内小学校5校の合同遠足が行われ、様子を窺ってまいりました。
 この合同遠足は義務教育学校の開校を控え、5校の交流を深める目的で行われ、昨年度に引き続いての実施となります。対象は高学年で今回は5年生80人中79人、6年生は97人全員が参加したとのことです。
 コースは空知太小学校から北海道子どもの国までで、5年生は往復約8㎞、6年生は往復約10㎞の距離を歩きます。
 当日は少し肌寒い気温でスタートしましたが、子どもたちは何のその元気一杯な様子で歩いていました。あまりの元気な姿に今となっては私にもこんな時があったのかなと疑わしく感じた次第です。
 子どもの国では、昼食を挟みながらレクレーションや不思議の森での自由行動を楽しんだとのことです。

 義務教育学校を目指すとしてから、この間、有識者、関係者そして現場の先生など多くの方々が子どもたちのことを真剣に考えながら素晴らしい学校にしようと協議・検討を重ね行動しています。そして今、新校舎の建設が始まりました。夏休み中には小中学校の教員が一堂に会し、小中学校それぞれの授業を映像で確認しながらの研修会も実施されたと聞きます。心配するあまりご指摘など色々なお声もあるようですが、今は開校に向けて頑張る人たちの足を止めないこと、そして自分はどんな協力ができるのかを考えることが大切だと子どもたちの姿を見てつくづく思いました。


■第3回市議会定例会が終了しました

 9月9日(月)から開会された第3回市議会定例会が12日(木)に終了しました。
 今回の議会は条例の一部改正や各会計の補正予算など19案件について提案及び報告があり、一般質問は6人でした。所属会派の市民クラブからは、「市立病院地域ケア病棟の廃止」について鈴木議員が一般質問を行っています。その回答内容から市立病院の経営も昨今の物価高騰に伴う光熱費をはじめとした経常費の負担増や施設の修繕、医療機器等の更新、人件費の問題等を抱え、収支の安定を図るため様々な見直しが必要な状況になっていると理解しました。市立病院は地域医療を支える核となる存在です。私も今以上に注視して住民の期待に応える医療提供及び持続的な健全・堅実な運営が図られるよう、立場をわきまえながらできる限りのことをしてまいりたいと思う次第であります。

 今回決議された主な案件については次のとおりです。

【債務負担行為】

○砂川市まちなか交流施設什器備品購入

 砂川まちなか交流施設の什器備品(施設内で使用するテーブルや椅子、掲示板など)においては、発注から納品まで数ヵ月を要することが見込まれるため令和6年度中に購入に係る契約を交わし、令和7年度の開設時(建設工事完了後)に納品及び支払いを行うためのものです。
 なお、債務負担行為とは契約は今年度で支払いは翌年度以降となる場合に予め承認を得るとするもので、この度は地方自治法の各会計年度における歳出はその年度の歳入をもって充てなければならいとする規定に準じて進めると施設オープン後の什器納品がかなり遅くなってしまう可能性があるからです。
 什器購入の予算額は3,078万9,000円です。

【一般会計補正予算】

○生活保護システム改修委託  173万4,000円
 生活保護制度の見直しによる、就労による自立を後押しする支給額の新たな算定方法や進学準備給付金が高校卒業後の就職も対象とした拡充措置に対応するため、必要なシステム改修を行うものです。

○畑地化促進事業補助金  778万3,000円
 水田を畑地化する農業者へ対し、畑地化により支払いが生じる土地改良区への地区除外決済金等を補助するもので、国からの事業採択をもって予算化。

○中小企業等振興補助金  8万2,000円
 創業支援等事業計画に基づく支援を受けた市内の創業間もない事業者に対して、認知度の向上や販路拡大をために広告等に必要な経費の一部を補助するものです。

※このほか、令和5年度の各会計の決算認定について提案されましたが、本件の審査に関しては決算審査特別委員会に付託されました。同委員会は10月1・2日の日程としておりここで集中的な審査が行われます。


■砂川レイクサイドの会の活動を拝見

 9月3日(火)に砂川レイクサイドの会による「第4回海ごみゼロ・CO2ゼロ作戦in砂川オアシスパーク」が行われ、その活動の様子を拝見させていただきました。
 作業を開始する前に行われたセレモニーでは、津田会長より「きれいな環境を保つことは若者をはじめ多くの人を引き寄せ、それがイベント等の実施に繋がったりして、まちの賑わいや活力に寄与する」との挨拶があり、力のこもった言葉が印象的でした。
 なお当日は、飯澤市長も現地に訪れ、激励と感謝の言葉を述べられておりました。

 当ホームページでは何回かご紹介しておりますので、ご存じの方も多いかと思いますが、砂川レイクサイドの会は脱炭素化社会の実現を目指し、有志の方々がオアシスパークを中心に沿道の花の植栽やゴミ拾い、流木撤去、植樹枡の管理などの環境美化活動を行っている団体です。

 この日は抜けるような青空もあって、オアシスパークはこんなにきれいなんだと再認識させられました。作業にあたられた皆様には本当に感謝いたしたいと存じます。大変お疲れ様でした。


■来週から市議会です

 9月9日(月)から12日(木)まで、4日間の会期予定で「第3回市議会定例会」が開会されます。
 今回は、一般会計をはじめとした各会計の補正予算や砂川市中小企業等振興条例の一部改正など、19案件について審査を行います。なお、一般質問は6人となっています。

 先日、総務文教委員会にて市立病院から地域ケア病棟を9月末で廃止する考えが示されました。本件に関しては既に当院のホームページでも公開されております。
 地域包括ケア病棟は平成26年度に設置され、急性期治療を経た患者がリハビリを行いながら在宅への退院を目指すものとして当時から大きな期待が寄せられていたと想像すると非常に残念に思う措置です。
 今回の判断は国の方針により急性期病院の施設基準が変更になったことが一部背景としてあるようです。
 総務文教委員会では何点か質問を行いましたが、経緯や患者の負担に関わる部分などの詳細については、同じ会派(市民クラブ)の鈴木議員が今議会で一般質問を行い確認するとしておりますので皆様には注意深く是非ご覧いただければと存じます。

 なお、議会日程の詳細は”こちら”からご確認いただけます。


■市議会議長会道央支部協議会 議員研修会

 8月22日(木)、美唄市で北海道市議会議長会・道央支部協議会の議員研修会が行われました。
 この研修会は例年実施されており、管内10市の議員が一堂に会し時々のテーマで講義を受けるというものです。
 今回は総務省から出向し札幌市財政局長に就任されている笠松氏(美唄市出身)を講師に招き「地方行政を巡る諸課題~予算・決算審議時の要諦」と題した講義が行われました。地方財政の基礎的な部分に加え、歳入や決算に対する視点など財政状況を読み解くポイントについて説明・解説があり、大変有意義な時間となったところです。
 とりわけこの度の講義を受け、要諦とされた視点をもって改めて市の財政状況を確認してみたいと思います。

 健全な財政運営を図ることは家計に置き換えても分かるとおり極めて重要です。当然に全ての行政サービスに直結しますので、あえて申し上げることもなく正にまちの維持・発展の根幹になる部分であります。
  近年は人口減少による税収の落ち込みや昨今の物価高による経常支出の増加など、財政運営は益々厳しくなることが懸念されています。歳入を確保してくことはもちろん重要ですが、一方で各種合理化を図るなどとした効率的な行政の推進、そして無駄遣いがないようにという私たちの意識・行動がより大切になってくると感じております。


■「ラブ・リバー砂川夏まつり」盛会に

 8月2日(金)、第27回ラブ・リバー砂川夏まつりと第52回砂川納涼花火大会がオアシスパークで催されました。
 すながわの夏を盛り上げようと多くの市民や関係者が準備や運営に奔走する中、それに応えるように、会場には本当に沢山の方が訪れ賑わいを見せていたのが印象的でとても嬉しい気持ちになりました。
 改めて夏の過ごし方の一幕として素晴らしいイベントを企画・運営いただいたスタッフ・関係者の皆様には心から感謝申し上げたいと思います。

見事な花火大会でした(写真はパッとしませんが)
もちまき
キッズジャズの演奏
浴衣姿の方も多く見受けられました
夜になると会場内はより多くの人出で賑わいました

■じゃりんこ夏まつり

 8月1日(木)、オアシスパーク管理棟で「じゃりんこ夏まつり」が行われ、様子を窺ってきました。
 当日は予報とは違って快晴で風もなく、気温も26℃程と絶好の日よりとなりました。
 会場には市内から多くの子どもたちや保護者が訪れていたほか、市外から帰省中の家族連れも足を運ばれており、“ずぶ濡れになって遊ぼう”を合言葉に、絶えず子どもたちの元気な声が響き渡る夏らしい賑やかな光景が広がっていました。
 なお、安全面に配慮した措置を申しますと、当日は砂川高校のバレー部の部員がボランティアで参加し、一緒に遊びながら監視役を担っておりました。非常にありがたいです。また、オアシスパークの噴水は自動的に塩素が注入されており、加えてこまめな塩素濃度の測定や随時水質検査を行い一般的なプールと同じ状態としているとのことです。さらに30分毎に子どもたちを水から上げ、体を温めたり水分補給させるなど注意深い対応に感心したところです。
 今日はラブ・リバー砂川夏祭りと花火大会が開催されます。
 こう考えると、オアシスパーク管理棟は駐車場やトイレも完備され大変ありがたい施設だとつくづく思いました。

会場。非常に良い天気でした
ずぶ濡れになって遊ぶ子どもたち
スマートボールすくい
水鉄砲(余談=流れ”水”がお腹を直撃し心臓がとまりそうになりました)
射的。当たるとお菓子がもらえます
わたあめとかき氷コーナー(もちろん無料です)

■総合福祉センターの解体工事

 ほぼ毎日、市役所に行き、周辺もよく通るのですが、ふと気がつくと「総合福祉センター」に大きな囲いがありました。(今頃気づいたかとご指摘を受けそうですが)
 これは、同センターの解体工事のためで工期は年内までとされています。
 総合福祉センターは昭和48年6月に工事着工し、49年2月に落成式典が挙行され、令和3年9月まで47年余りにわたり社会福祉活動の拠点として多くの市民の方に親しまれ利用されてきました。
 当時、同センターは340人が収容できる大集会場をはじめ娯楽室、研修室などを有した3階建ての近代的な建造物として注目を集め、他方からの視察も多かったと聞きます。また、結婚式や葬儀なども行われてきた経過もあり、さらに施設内には図書室や浴室もあったようでその役割は多岐に渡っていたことが窺えます。なお、資料などを見ますと建設に関わる総工費は1億8千万円となっていました。現在の貨幣価値に直すと4億円程度でしょうか。
 閉鎖してからもう3年が経ちますが、形としてなくなってしまうのは、幾ばくかの寂しさを感じます。
 解体後の敷地は、現時点では駐車場として利用される予定となっています。


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