■砂川パークホテル リニューアル計画説明会

 4月17日(水)、SHIRO(シロ)さんによる「砂川パークホテル リニューアル計画 地域説明会」開催のご案内をいただき参加してまいりました。

 皆様もよくご存じかと思いますが、SHIROさんは1989年に砂川市で創業(現社名は2015年~)し、以降、化粧品等の製造・販売を中心にカフェの運営など幅広い事業を全国展開している企業です。

 既に全国区となったSHIROさんですが、会社の姿勢として郷土発展に強く思いを寄せられており、昨年4月28日には西豊沼地区に販売店やカフェなどを併設した「みんなの工場」を開設され、そして今回は経営権を取得した「砂川パークホテル」を地域経済やまちづくりに寄与する目的でリニューアルしようとするものです。

 説明会では、砂川パークホテルの目的や歴史、理念を大切にしていくとしながら、施設の概要や完成予想図等が披露されました。

 予定しているリニューアルの一部をご紹介しますと、宿泊用の部屋は25室、サービス付高齢者住宅(10戸)及び定員20人の浴場サウナ、SHIRO製品のアウトレットショップ、農産品等の販売ブースの設置などを計画しているとのことであります。

 オープンは2027年1月を予定されており、市の駅前地区整備事業と相まって、今後の駅周辺地区の進展にワクワクするような期待感を抱いています。

 なお、説明会の最後に砂川パークホテルの歴史の一端をまとめたビデオ上映があり、当時関わられた方々の記念写真等も紹介され、何と申しますか心を打たれました。兎にも角にも大変良かったです。

 以下、ちょっと分かりづらいですが、写真をもって説明会の様子や計画の内容をご紹介します。

計画は、あくまで“現時点のもの”としての説明でしたのでご留意ください)

みんなの工場は1年間で30万人(内道外25.1%)が訪れたとのこと


■気温が夏日に!

 今日は過去にないような気温上昇が見られ、思わず記録を残したくて投稿しました。

 ここ数日、春の陽気になってきたなと思ったら、今日は一気に25度を超えて夏日です。

 春を通り越して一気に夏がきた感じがします。

 砂川市の4月の気温を調べますと、大体、例年ですと平均気温で約6度、最高気温は約11度という数値になっていました。

 地球温暖化の影響でしょうか、ここ数年は夏が異常に暑く、冬は厳寒で極端な大雪に見舞われるなど、これまでとは違う異常気象のような状況がよく見られます。

 明日からの天気予報を見ますと最高気温は20度以下ぐらいで推移し、このような気温にはならないようですが、今年の夏はどれほど暑くなるんだろうかと心配になります。

 昼夜の気温差もまだまだ大きい季節ですので、皆様、体調管理にはどうぞお気を付けください。

市役所の温度計で25.6度です。4月とは思えない気温です

■第2回砂川市議会臨時会

 4月12日(金)、第2回砂川市議会臨時会が開会され、3件の議案審査と1件の報告があったところです。

 主な点としましては、今回、市税条例の一部改正の提案があり、その中で「定額減税」に伴う住民税に関わる改正がありました。

 定額減税とは、令和6年分の所得税・令和6年度分の住民税について、納税者及び配偶者を含めた扶養家族(居住者に限る)1人につき、所得税から3万円、住民税から1万円を控除するとしたものです。

 対象となる所得金額や細かな運用等に関わる改正内容は記しませんが、控除につきましては6月以降から順次適用される予定となっております。

 なお、国では定額減税可能額が所得税又は住民税を上回る(減税分>課税分)場合は、差額給付を考えているようです。(現時点では予算も成立しておらず詳細は不明)

 この度の減税は物価高に対する国民負担を軽減する措置としておりますが…個人的に色々と考えらさる節もありますので経過等についてしっかり注目したいと存じます。


■駅前地区整備 着々と

 3月中は気温もあまり上がらず、思うほか雪解けが進んでいませんでしたが、このところの日中の温かさで、ようやく春らしさを感じてまいりました。

 そのような中、駅前地区の施設等建設工事の現場を覗いてみますと、季節も変わり一気に加速してきた印象を受けました。

 ですので、ここでちょっとおさらいに、駅前地区整備の概要を改めてお知らせいたします。

〇駅前地区整備概要

 【供用開始】 令和7年4月(予定) ※施設=7年3月竣工予定

 【主要室】  商工会議所事務室、観光協会事務室、多目的室、フリースペース、授乳室、広場

         ※カフェ用の厨房設備も整備

 【駐車台数】 62台

 施設は全体的にバリアフリーが施され、車椅子の方も利用しやすい構造となっています。

 自由度の高い環境を考慮した設計としているようですので、市民の皆さんが思い思いに積極的に利用していただければと期待を寄せているところです。

 進捗状況については今後も要所要所で配信していきます。

※駅前地区整備の詳しい内容は、こちらをご覧ください


■今日から新年度

 今日から新年度(令和6年度)がスタートしました。

 新年度を迎え、入園・入学・進学や就職、異動、退職など新しい環境で生活が一変する方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 また、新設や見直しされた施策や制度もスタートするタイミングで、砂川市でも新たな子育て支援や商工事業所に対する支援などの運用が始まります。(詳しくは先日の議会報告をご覧願います)

 突然ですがここで、新年度を迎えフッと頭に浮かんだ2件について記述します。

〇税制度の見直し

【森林環境税】

 今年度から、これまで住民税と併せて徴収されていた「復興特別税」が終了し、代わって「森林環境税」が徴収されます。

 復興特別税はご存じの方も多いと思いますが、東日本大震災による復興財源の確保を目的として平成26年度(2014年度)から住民税と併せて1,000円徴収されていたもので、予定の10年を経過し終了します。これにより、今年度からは同額分を「森林環境税」として徴収することとなりました。

 森林環境税は、温室効果ガス排出削減目標の達成や災害防止等を図るため、森林整備等に必要な財源を安定的に確保する観点から創設された国税で、「森林環境譲与税」としてそれぞれの自治体に配分(規模に応じて)している財源となるものです。ちなみに砂川市の令和6年度の予算計上額は594万4,000円であります。

 なお、森林環境譲与税の使途は主に間伐や人材育成・担い手の確保、学校施設や公園等の施設の建築・改修等に係る国産木材の活用促進となっています。

【定額減税】

 皆様もニュース等でご覧かと存じますが、今年度は定額減税が適用されます。

 これは、物価高に対する国民負担を軽減する措置として、令和6年分の1人当たりの所得税3万円+住民税1万円を控除するとしたものです。

 控除は6月以降、最初に支払われる給与及び賞与の所得税等の額から随時適用されることとなっています。なお、地方自治体の財源である住民税の減税に伴う減収分は、全額国費で補てんされます。

 以上、既に世に知らしめられた内容を偉そうに記述してみました。ただ、いずれにしましても、税というのは基本、市場原理を用いないところが特徴でありこの点の理解が重要な部分だと考えます。将来を見据え変に偏らず無駄を省きながら必要なところにしっかり充てるとした、あたり前のことを失念することなく有効に活用していかなければと強く思います。

 なお、これら税制改正に伴い、今後、市税条例の改正について提案される見込みであります。

〇市役所・市議会でナチュラル・ビズ・スタイル

 本年4月から、市役所及び市議会でナチュラル・ビズ・スタイルがスタートしました。(正式には4~5月試行期間、10月~本格運用)

 これは、自然の気温変化や職務の場面に合わせて働きやすい服装を選択することで、省エネや節電を目指す取り組みとして実施され、業務に支障のない範囲で上着やネクタイの着用を要しないとするものです。

 大雑把に言いますと、これまで6月から9月まで実施されていた「サマースタイル(クール・ビズ)」が通年になったという内容です。サマースタイルとは少々異なる点もありますが、主としてはサマースタイルはポロシャツOKなのに対し、ナチュラル・ビズ・スタイルはNG(Yシャツのみ)としているところぐらいです。

 なお、これら取り組みは国・都道府県も推奨しており、全国的に広がりを見せています。

 ネクタイ付着用で一見だらしないように映るかもしれませんが、市議会では要所要所では着用することとしておりますので、ご理解いただきたく存じます。


■議員向け…タブレット端末操作説明会

 今日は久方ぶりの投稿です。このところ、年度末を迎え会派等の事務や資料の整理に忙殺され、すっかり失礼をしてしまいました。

 この度は、とりたてて皆様にご報告するような事柄でもないかもしれませんが、先週、市議会議員を対象としたタブレット端末及び関連ソフトウェアの操作説明会がありましたのでお知らせいたします。

 市議会では、デジタルトランスフォーメーションの推進として、昨年12月の補正予算によりタブレット端末機器の購入や通信環境の整備を行いました。これは、議会もいよいよペーパーレス化を導入するとしたもので、議案等の資料がほぼ全て電子版になるほか、連絡用ツールを使い、事務連絡等の迅速かつ軽減を図るものです。

 近年は全国の市・町議会等でも導入済或いは導入予定とされており、また砂川市では次年度から決裁も電子化されるようで、まさに時代の流れといった感じです。 私のように、こういった機器には馴染みの薄い世代ですとやや戸惑いもありますが、今後は新たな機能の追加など有効性を高めるため様々な活用も見込まれますので、しっかりとついていきたいと思います。

説明会会場の様子(休憩中)

■市議会定例会が閉会しました

 3月4日(月)から始まった第1回市議会定例会が会期予定のとおり13日(水)に終了しました。

 本議会では総額156億3,600万円の一般会計予算をはじめ39議案について審査され、いずれも原案のとおり可決されています。

 今回の予算案では新たな子育て支援に関する提案が多く、また砂川市中小企業等の追加支援として「資格等取得支援」「従業員家賃支援」「事業承継促進」を新設するなど、少子化やまちの活性化を鑑みた人口の維持・確保を目指すとした施策が目立ちました。

 これら施策は地域経済や賑わいといったまちづくりを考えると私的には将来を展望した非常に有用なものと感じています。持論として人口動態と商工業の進退は密接な関係があると思っており、その歯車がうまくかみ合うことで、自然にまちの活性や賑わいに派生していくと考えています。子育てや教育も含め日常生活に関係が深い部分の整備・施策こそがまちの発展に繋がっていくのではないでしょうか。ただ、“上乗せ施策”ばかりでは行き詰まりも懸念されますので、可能な限り合理化を追求していく必要もあると考えます。

 余計な主観はこの辺にして、本議会で議決された新年度予算について新規事業を中心に主なものをご紹介いたします。

 なお、主な条例の制定及び一部改正については、提案のとおり可決されておりますので、先日、当ホームページで記した内容をご参照願います。

【主な新年度予算】

医療費負担金無料化事業(拡充)  2,850万円

 昨年8月から実施している小学生以下の医療費無料化を4月から中学生・高校生等まで拡充

すこやか子育て応援事業(乳児すこやか応援クーポン券補助)  408万円

 これまで乳児の保護者に支給していた「乳児おむつ無料クーポン券」を「乳児すこやか応援クーポン券」に改め、乳児用ミルクや離乳食の購入にも充てられるよう利便性を向上。

※クーポン券の利用期間は、生誕から24ヵ月以内

病児・病後児保育施設、保育所等おむつ処理事業  460万3,000円

 病児・病後児保育施設、市立保育所及び子育て支援センターにおいて、これまで使用済おむつは保護者持ち帰りとなっていたが、これを自園・自施設で処理

保育所副食費無償化事業  692万円

 市内保育所に在籍する、0~2歳の保育料に含まれる給食費及び3~5歳の副食費相当額を無償化。月額0~2歳6,800円(第2子3,400円)、3~5歳4,000円(第2子2,000円)の負担がなしに。

幼稚園等副食費助成事業  234万2,000円

 市内に住所を有し、かつ市内外の幼稚園または許認可施設に在籍する児童の保護者に対する助成

先進不妊治療費等補助  33万5,000円

 医療保険適用となる生殖補助医療と併用し、厚労省における先進医療として実施される医療保険適用外の不妊治治療費等の一部を助成

幼稚園運営補助事業  65万円

 園と保護者間の連絡等においてスムーズな運営を図るため、保護者アプリ(コドモン)の導入について初期費用を補助(小中学校・保育所は導入済)

子ども通園センターICTシステム導入事業  70万円

 保護者間とのスムーズな連携や迅速な療育記録の作成及び情報共有を図るため、専用ソフトを導入

学校給食費無償化事業(継続)  4,723万1,000円

 小中学校に在学する児童生徒の学校給食費を無償化

小中学校整備事業(PC更新)  1,775万6,000円

 前年度に引き続き、7年度中にOSのサポート終了する動作状況の悪い校務用パソコン68台を更新

義務教育学校建設事業(6年度計上分)  7億9,162万4,000円

 義務教育学校建設に伴う、「基本設計・実施設計」及び「校舎建設工事」等に費用

義務教育学校開校準備事業  85万3,000円

 開校に向けた「校章」「校歌」制作に係る業務委託費用

図書館整備事業  509万8,000円

 管理システム更新に合わせ、マイナンバーカードに図書カードの機能を搭載

  (マイナンバーカード提示で図書カードの情報確認が可能に)

地域交流センター整備事業  1億3,070万2,000円

 経年劣化に伴う建物躯体や照明設備、音響設備、ボイラーの改修費用

砂川福祉会空調設備整備費補助  2億4,142万8,000円

 社会福祉法人・砂川福祉会が運営する介護老人保健施設(みやかわ)及び特別養護老人ホーム(福寿園)のエアコン設置費用を補助(供用開始は7年度の見込み)

社会福祉協議会補助  2,972万6,000円

 日常生活自立支援事業等の増加に対応した体制強化を図るため、従前補助金に職員(相談員)1名の増員分を上乗せ

旧総合福祉センター解体工事補助  5,063万8,000円

 老朽化による危険性を回避するために行う施設の解体に対し、周辺の環境整備を鑑みて支援する(跡地は現時点で駐車場として利用する予定)

道営北光袋地地区水利施設等保全高度化事業  2,337万5,000円

 北海土地改良区の区域外にある北光袋地地区の潅水体制を整備し、作物の安定した生産を推進する。

鳥獣被害対策事業(拡充)  786万5,000円

 鳥獣被害対策としてヒグマ用の監視カメラ増設、狩猟免許取得補助、駆除等業務委託等に係る費用

中小企業等振興補助金(拡充)  472万8,000円

 商店街店舗整備事業、商店街活性化事業、人材育成事業に加え「資格等取得支援事業」「従業員家賃支援事業」「事業継承促進支援事業」を新設

 ①「資格等取得支援事業」~雇用の促進・定着を図るため従業員の業務に必要な資格取得費の一部を助成

 ②「従業員家賃支援事業」~従業員の市内居住の促進等を図るため、市外から転入した従業員に事業者が支給する住居手当の一部を助成

 ③「事業継承促進支援事業」~経営者の高齢化や高齢者不足等による廃業を防ぐため、事業承継に係る費用の一部を助成

中小企業振興対策事業(プレミアム商品券)  3,849万6,000円

  商工会議所が実施するプレミアム商品券発行事業に対して経費の一部を補助

  ※1セット6,500円(販売額は5,000円で1世帯4セットまで)

観光振興対策事業  161万円

 すながわスイートロード協議会が実施する市内飲食店やスイートロード加盟店舗、観光拠点と連携 したデジタルスタンプラリーの経費の一部を補助

駅前地区整備事業  10億3,807万3,000円

 駅前施設の建設工事及び駐車場整備等に係る費用(オープンは令和7年4月を予定)

道路橋梁整備事業  4億9,997万8,000円

 改良舗装工事13件、測量設計委託5件、街路灯LED更新20基

道路橋梁修繕事業  7,243万円

 修繕工事5件、設計委託3件

ハートフル住まいる推進事業  6,750万円

 高齢者等安心住まいる住宅改修・永く住まいる住宅改修・老朽住宅除却等の費用補助

公営住宅非常用照明LED化事業  312万4,000円

 宮川中央団地・西6条12・13号棟の非常用照明の改修しLED化にする。

公営住宅共用部階段改修事業  7,706万6,000円

 東町団地4棟、寺町団地2棟、宮川中央団地6棟の階段共用部の手摺設置工事及び歩行面のゴムチップタイル敷込工事

公営住宅灯油タンク改修事業  851万4,000円

 老朽化による破損等がみたれる宮川中央団地・西7条5・6号棟の灯油タンクの改修

北光公園整備事業  2,971万8,000円

 艇庫裏トイレ改修、北光沼水草除去等に伴う費用

備蓄品購入事業  187万6,000円

 段ボールベッド(200個)及び賞味期限が迫る非常用食料品の購入

情報系パソコン等整備事業   4,826万3,000円

 職員の情報系パソコンの更新(無線型ノートパソコン203台)

医療器械器具等整備事業  7億2,996万6,000円

 市立病院における心臓カテーテル用検査装置、補助循環用ポンプ制御装置、内視鏡手術支

※ この他、公共建築物の維持保全として「ふれあいセンター外壁等改修、東地区コミュニティセンター照明LED化、さくら保育園照明LED化、空知太保育所玄関アプローチ改修等の費用が計上されています。


■公共施設でFree Wi-Fiが利用できます

 3月1日から、公共施設の一部でFree Wi-Fi(無線LAN)が利用できるようになりました。

 市役所は以前から供用しておりましたが、この度、「公民館」「図書館」「ふれあいセンター」「地域交流センターゆう」に拡充されました。それぞれ共通のパスワードとなっていますので、いずれかの施設で一度設定すると、そのまま再設定なく利用できます。

 さて、本日の議会は終日「第2予算審査特別委員会」です。

 条例の制定及び一部改正と新年度予算について集中的な審査が行われます。


■本日の市議会(総括質疑・第2予特)

 3月11日(月)、本日の市議会の日程は条例や新年度予算に対する「総括質疑」及び「第2予算審査特別委員会」の予定となっています。

 ここで一応おさらいしたいと存じます。

 総括質疑とは、行政側から提案された議案に対し疑問や確認したい点があるとき説明を求めるもので、提案された議案に関係することしか質問できません。

 一方、一般質問は提案された議案にかかわらず、市の行財政全般にわたって事務事業の執行状況の確認、方針や政策提言、行政に対する指摘・批判など報告や所見を求めるものです。なお、一般質問では予算など議案に抵触する内容は原則質問できません。

 ちなみに当市議会では議会運営委員会の申し合わせにより総括質疑の質問回数は3回までとし、一般質問は持ち時間30分としています。

 予算審査特別委員会は、提案された条例や予算等、特定の問題に対し集中審議を行うために設置されるもので、条文の定める内容(文言)や予算の妥当性(算定・積算根拠等)について一問一答方式で行います。総括質疑との違いは、総括質疑は提案した経緯や背景及び事業効果、方針や方向性などの大綱的な考え方を確認するもので、予算審査特別委員会は、例えば予算であれば必要経費の単価や積算根拠等、適当な要求額となっているかどうか細部にわたり審査するのが通例です。特に予算は過剰な要求があったりすると他の施策に影響を及ぼすことも懸念されますので慎重な審査が求められます。

 予算審査特別委員会は明日12日(火)までの日程を予定しており、審査の様子は総括質疑同様に傍聴ができ、YouTubeでも配信しています。


■市議会4日目が終了

 3月7日(木)の市議会にて、条例の制定及び一部改正と各会計の新年度予算について提案説明がありました。

 このうち、提案された議案を幾つか抜粋してお知らせいたします。

 なお、各会計予算の提案内容については「第2予算審査特別委員会」が終了した後に新規事業を中心にお示ししたいと存じます。

※3月8日(金)は、議案調査のため休会です。

【提出議案(一部

◆砂川市立義務教育学校設置条例の制定

 令和8年度に開校を予定する「義務教育学校」の名称及び位置を定める条例の制定。なお、名称は公募及び選考にて決定した「砂川市立砂川学園」とし、位置は現砂川中学校用地です。

◆砂川市道路占用料徴収条例の一部改正

 道路法施行令の一部改正に伴い、道路占用料の額を改めようとするもので概ね現行料金は引き上げとなります。主な道路占用の例としては電柱・電話柱・電話ボックスです。なお、本改正に準拠する形で「砂川市普通河川管理条例」及び「砂川市都市公園条例」についても同様の議案が提出されています。

◆砂川市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正

 地方自治法の一部改正に伴い、会計年度任用職員に対し勤勉手当を支給するための改正。可決されれば砂川市職員の例により現行の期末手当に加えて支給されることとなります。

◆砂川市敬老助成条例の一部改正

 物価高騰の影響によるタクシーの初乗り運賃の値上げなどを考慮し、1人当たりの助成金額を5,300円から6,000円に改正しようとするものです。なお、敬老助成券はバス券・タクシー券・入浴券のいずれかを選択する形で、助成金額に合わせて発券されています。(対象者要件あり)

◆砂川市介護保険条例の一部改正

 介護保険制度の安定かつ持続的な運用を目的に、介護保険料の保険料率及び段階区分について、国に準じた改正の提案。低所得者の方の負担軽減を図るとともに、現行9段階ある区分のうち高所得者層の第9を細分化し、所得に応じた保険料を設定するもの(所得の多い方は実質保険料の増となる見込み)です。なお、介護保険料は介護保険法により3年ごとに見直すこととされており、今回の改正案は令和6年度から8年度に適用しようとするものです。

◆砂川市企業振興促進条例の一部改正

 砂川市では企業立地を促進するため、企業の用地取得・建物設備所得・市内居住者新規雇用・年間業務量水道料等に関わる助成を行っています。本条例は平成24年度から施行し、以降4年度ごとに検証され継続等について協議することとされており、今回は期間延長(4年間)とする改正案になります。

◆砂川市中小企業等振興条例の一部改正

 中小企業者等で問題視されている雇用の定着、人手不足及び後継者不足を解消する一助として現行の支援に「資格等取得支援」「従業員家賃支援」「事業承継促進」を加えようとするものです。

◆砂川市病院事業の設置等に関する条例の一部改正

 診療の専門性を高めるため、診療科を細分し新たに「消化器内科」を設置するともに、患者数の減少に伴い結核病床(6床)を廃止とする条例改正の提案です。なお、結核病床廃止となると病床数総計は492床となります。

最近、写真がありませんでしたので、自席目線の議場を載せてみました
予算審査特別委員会の会場

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