2024年05月一覧

■第50回「緑と花の祭典」盛況に

 5月19日(日)、素晴らしい春の陽気に包まれ、「第50回 緑と花の祭典」が北光公園で実施されました。

 当日は各種ステージのショーや様々なブースがあり、会場に訪れた皆さんの楽しむ様子が随所に見られました。また、その一方で個人の感想として、多くの事業所や団体様の協力があって、この祭典は成り立っていると関係者皆様のご尽力に感銘を受けたところです。

 なお、私は及ばずながら準備と後片付け、駐車場係として参加しました。案の定、時折会場内をウロウロして申し訳なく思っております。

 このような市民の皆様が一堂に会すような催事は大切ですね。祭典の様子は、写真をもってご報告いたします。

砂川キッズジャズスクール
吹奏楽演奏(砂小・砂中・砂高が参加)
よさこい踊り
バラエティーショーを楽しむ皆さん
花の苗の配布
青年会議所のアトラクション遊具
観光協会のお菓子ガチャ
出店ブース(一部)
消防体験
ヨットカヌーの試乗会

■春の飛散ごみ回収に参加

 5月18日(土)、衛生組会の主催で春の飛散ごみ回収が北光公園及びその周辺で行われました。

 このゴミ拾いは、例年2回実施しており、1回目は「緑と花の祭典」前日に、もう1回は「秋の環境美化特別強調期間中」に行われます。

 当日は、冒頭、北川組合長より「気持ちよく緑と花の祭典を楽しんでいただくために…」とのご挨拶があり、集まった衛生組合の役員や各町内会の衛生支部長、さらには市役所・市立病院の若手職員など総勢約80名の方々が精力的に活動しておりました。

 まさにお祭りを盛り上げるための“縁の下の力持ち”で、こういったお姿には本当に頭が下がります。

開会式の様子


■「砂川発電所」「流雪溝施設」の現地調査

 5月16日(木)、社会経済委員会と総務文教委員会合同で、「砂川発電所」及び「流雪溝施設」の現地調査を行いました。

 現地調査の目的は、2027年3月末で砂川(火力)発電所が閉鎖し撤退するため、敷地や発電システム、関連施設の流雪溝の現況等を確認するためです。

 流雪溝を知らない方もいるかもしれませんので少し説明します。流雪溝とは火力発電所の発電タービンで加熱された冷却水(温排水)を再利用して冬期間の降・積雪を除去するための施設です。発電所構内にあるポンプから供給される温排水は国道12号の車道脇の地下を流れ、流水ルートのところどころに設置されている投雪口から雪を投げ入れる仕組みとなっています。なお、流水ルートは市街地を中心に3ルートあり、国道12号の東西両脇と西2条通りの一部区間に敷設され、それぞれ最終的に河川(パンケ歌志内川・ペンケスナ川)に放流されます。

 砂川発電所の撤退により発電施設用地はもとより社員住宅用敷地の今後の展開や地域経済への影響が案件として取り上げられるのと同時に、一部市民の方の生活に定着した流雪溝の維持も憂慮される大きな検討課題です。

 色々と懸念すべき事項がありますが、私としては幼少期から発電所の煙突を風景として見ていたので実に寂しい感情も沸いてきます。ただ、調査時に「本日は季節と気候条件から風・水力の発電量が十分に確保され、当発電所は運転していない」との説明があり、この度の閉鎖は仕方のない措置なのかなと感じたところです。 今後は様々協議が進められていくと思いますので、随時ご報告等をさせていただきます。今回、皆様には見る機会があまりない施設屋上からの風景をお届けしたいと存じます。

屋上の高さは50m。煙突は120mだそうです
南側の風景。中央部に社員用の住宅が並びます
発電タービン。ここは3階で2階に下半分があります
流雪溝の流水ポンプ

■砂川観光協会・定期総会

 今日は久し振りの投稿です。最近すっかりサボり気味になってしまい反省しています。

 5月9日(木)、砂川観光協会の定期総会が砂川パークホテルで開催され参加してきました。冒頭、石家会長のご挨拶ではGW期間中の観光客入込数について触れられ、こどもの国やスマートインターチェンジなどの利用において多少の増減はあるものの概ね例年どおりと報告がありました。また、目測ですが総会には100人以上は参加していたように見受けられ、観光事業に対する関心と意識の高さが窺えたところです。

 観光産業は通常のビジネスより難しいという話しも聞きますが、一方で特に過疎化が進む地域の経済効果においては大変重要なものとする見方もされています。

 砂川市は北海道の統計資料によれば、年間100万人を超える観光客が訪れています。(管内ではだいたい長沼町に次ぐ2位で滝川市の概ね2倍です)どの程度、市内を回遊しているかは掴めてはいないものの、まだまだ色々なところに有機的に結びつけられる、いわゆる“伸びしろ”があるように感じます。

 私は観光事業の推進はPRが結構大事な要素と考えており、普段から観光マップやスイートロードのガイド等を幾つかカバンに忍ばせ渉外的な用務があるときにそれらを先方に配ったりしています。ただ自身の売り込み方も不甲斐なく、どこまで効果があるのだろうと疑問に思うところもあります。そんな思いから、市民の皆様にお手伝いいただけないかなと考えはじめました。現代はSNSの発展により誰もが情報発信できる時代です。市民の皆様も意外と地元にいながら知らない、行ったことのないお店もあるかもしれません。市民向けの観光チラシみたいなもの(可能ならクーポン付き)を配付して利用いただくことで、ちょっとした情報発信の機会や売り込み(宣伝)に期待できるのではないでしょうか…。一筋縄でできるものではないなと想像しつつ、そんな考えを巡らしています。

 駄弁はさておき、砂川の観光事業を支える団体様、企業様には心より敬意と感謝を申し上げたいと存じます。

 なお、本年度のイベント情報を掲載しましたので、ご参照の上、ご都合よければぜひ足をお運びください。

2024年のイベント情報です。ご都合よければ是非足を運んでいただければと思います。
総会時に配られた資料です。増刷はこれからとのこと。皆様には是非手にとってご利用いただければと思います。

■砂川版「キャリア・パスポート」

 先日行われた総務文教委員会で教育委員会より「キャリア・パスポート」の運用について報告がありましたのでご紹介いたします。

 このキャリア・パスポートは、令和2年度から市内全校で取り組まれているキャリアシートの改良版で、令和8年度に開校予定の「義務教育学校」を鑑みて様式を統一したものとなっており、今年度から運用されています。

 大まかな内容としましては、主に振り返りによる自己評価・分析と抱負・目標を記述する仕様となっており、パスポートを学年間で引き継ぐことで系統的なキャリア教育に繋げようとするものです。また、心の変化や感情を読み解く一つのツールとしての活用も見込まれており、個別最適な学習や必要に応じたケア、サポートにも繋げていきたいとしています。

 現代社会はインターネット等の普及により子どもたち自身が様々な情報を容易に得られるため、考え方や心理状態はより複雑になり個々の対応も難しくなっていると推察します。また、いじめも常に心配に思うところでもあり、こういった目配り要素のある取り組みは非常に期待をしています。

 パスポートは砂川オリジナル版として今後、必要に応じて改良が重ねられ内容も変化することもあるでしょうが、いずれにしましても教職員の皆様には、解釈を間違えず、しっかりと子どもたちの健全な成長を支える一つの手段として有効に活用していただきたく思います。


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