先般、新聞で市町村別の転出入超過数の記事を目にしました。記事の内容では2019年から2023年にかけて「転入者-転出者」の数値が示されており、砂川市は5年連続マイナスで平均値で言いますと毎年転入者が転出者より106人少ない状況となっていました。
この数値を見て、改めて人口減少に関わる問題などを考えさせられ、同時に人口動態をはじめとした統計値がまちづくり政策にとても重要だと認識を強くしました。各自治体では人口減少に歯止めをかけようと様々な施策を講じていますが、将来人口推計をしっかり読み解くことは必要かつ的確な行政サービスに結びつく欠かせない要素だと思います。
ただ漠然と人口を増やすではなく、人口規模や構成割合等の予測を立てながら、例えば業種ごとに必要な人材の育成や合理的な手法・判断なども考察していかなければ、まちの形態や持続性が失われていくのでは…なんて考えたりもしています。
経済産業省のホームページには市街地活性化の検討に必要な地域別統計の入手方法の一覧もありますので、これらを参照しながら今後の砂川市のまちづくりのあり方などを模索したいと思いました。今後は色々と考えたことなどを記していきます。
ちなみに下表は北海道の資料を基に、私が勝手に作成したものです。特別な意図はありませんがご参考までにご覧いただければと存じます。
