■高齢者スポーツフェスティバルにお邪魔しました

 10月13日(金)、総合体育館で「高齢者スポーツフェスティバル」が開催され、お邪魔してきました。

 本大会では、これまでの10数種の競技構成ではなく「ボッチャ大会」として行われ、老人クラブ・12団体、96人(内一般8人)が参加し、32チームに分かれて熱戦を繰り広げました。

 ボッチャ競技とは簡単に言いますと、一つの的の近くを狙って1人2球のボールを投じるものでカーリング競技と同じ点数計算をします。なお、カーリングと違い、的にボールを当てて移動させることができるので、コントロールはもちろんですが戦術も重要になります。

 当日は、初めて競技する方も多々いましたが、直ぐに慣れて盛り上がる様子がうかがえました。

大会の様子①
大会の様子②

【ちょっと思ったこと】

 現在、市内の老人クラブ数は15クラブで、在籍者は425人となっています。

 ちなみに5年前の平成30年度は19クラブ、796人でした。

 全国的に見て、多くの自治体で地域コミュニティの維持が課題ということも耳にしますが、砂川市も数字を見ると厳しい状況がうかがえます。

 老人クラブはもとより、町内会活動はこれまで定年退職された方など高齢者が中心となり運営を支えてきた節があります。

 そういった中で、定年延長や年金支給開始時期の引き延ばしが進むと、高齢になっても仕事を続ける方が増え、それにより町内会活動への参画が難しくなるような気がします。

 どの職場も人材不足とされる昨今、経験が豊富な高齢者が長く社会で活躍されることは非常に意義深いものと考えますが、一方で地域活動の担い手確保という点では少し心配になります。

 各業種では働き方改革が進められようとしており、これがうまく地域コミュニティの発展に作用してくれればとは思いますが…。いずれにしても各地域の抱える課題も様々なので一様の対策とはなりづらい面もありますが、今後に向け色々と考察しながら、運営や携帯に関わる検討が必要と感じました。

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