■第2回市議会定例会が終了しました

 6月17日(月)に開会した市議会定例会が4日間の会期予定どおりに20日(木)に閉会しました。
 今回の議会は14案件に加え3件の意見書について審査等を行い、いずれも可決・承認されました。なお、年度始めということもあり、補正予算は概ね国の制度に対応するためのものでした。
 この度、会派を代表し次の「一般質問」をいたしましたので、その要旨についてご報告いたします。

【砂川市予約型乗合タクシーについて】

〔質問〕
 平成26年9月の事業開始以降、乗降地の増設や敬老助成タクシー券の利用を可能とするなど改善を加えながら運用はしているが、高齢者の方を中心に活動の場を広げる意味で、さらなる利便性の向上を求める声がよく聞かれる。乗降地の増設や利用時間の延長など、利便性の向上並びに利用促進に配慮した措置に対しどのように考えているのか。

〔答弁〕
 予約型乗合タクシーについては、日常生活を送る上で多くの利用が想定される施設や他の公共交通機関への乗り継ぎ利用を考慮して乗降地を設定しており、また乗務員や乗客の負担及び折り返し時間を鑑みて自宅と乗降地間の走行時間を30分程度にしている。
 このため、アンケート調査等からさらなる利便性を求める声も確認はしているが、乗務員の確保や増車手配など簡単に対応できない様々な課題もあり、運行時間の延長を含め運用の拡充は難しい状況にある。

 予約型乗合タクシーは現在、1年間に延べ1万人以上が利用し市民の移動手段として定着しています。利用も基本的に所得や年齢等の制限がないため誰しもが支援を享受することができ、交通資源を補完する非常に重要なサービスです。
 人材確保が難しい背景や物価高騰等を考察すると需要に見合わない過剰な運用は避けるべきというのは理解できますが、昨今は高齢ドライバーの運転免許証の返納を促す動きもあるため、活動の場を広げ、まちの活性化に繋げる意味から少しずつでもサービスの拡充を図っていく動きは大切に思いますので、協議会や運行事業者さんとは連携を密にしながら努めて欲しいですね。
 また、駅前交流施設も開設後は午後7時まで利用できるということから、最終便を17:30から18:30にしてみるなど相乗効果を鑑みて細かな部分から研究・検討してみるのも一考かと思ったところです。

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