■会派視察研修

 11月11日(水)から13日(木)にかけて、創生会(水島議員・多比良議長・山下議員・伊藤議員・石田議員)と市民クラブ(中道議員・鈴木議員・是枝)の合同で会派の視察研修を実施しました。
 今回の視察先は富山県・氷見市と石川県・かほく市です。
 以下それぞれご報告いたします。

【富山県・氷見市】
○主題:「能登半島地震における被災状況と復旧・復興の取組み」
 令和6年1月1日(16時10分)、能登半島及びその周辺に最大震度7の地震が発生したことは皆さん鮮明に記憶していると思います。
 そのような大きな自然災害後、復旧・復興等の取組みを主にお話を伺ってまいりました。
 お話の前段で写真等を使い被災状況の説明がありました。まちのいたるところで家屋が倒壊・半壊し、土地の隆起や液状化も随所で見られる様子があり改めて地震被害の大きさを感じた次第です。水道の全面復旧には3週間ほどを要し、現在も道路や下水道、住宅地や農地の復旧工事が進められているとのことです。
 氷見市ではこのような大きな災害を受け、「情報伝達」「避難所の迅速な開設」「避難所の環境改善」「防災士の育成」を柱に防災対策の見直しを行い、また市議会では災害対策会議や具体的な対応を明記した「災害時対応指針」というマニュアルを作成しています。
 担当者様の説明を受けていく中で、いつ発生するか分からない災害に対する備えというものがいかに重要であるかとても身に染みましたし、災害が発生したら「○○を持って、○○のルートを通って、○○に非難する」というような行動パターンを持つことが大切というお話がとても印象的でした。また、加えて防災意識の醸成や地域コミュニティの確立・活性化がとても有用であると感じたところです。
 砂川市も大きな地震の経験はないものの、かつては水害被害が発生し、胆振東部地震では一部で停電が続く事態ともなりました。
 市議会においても、様々な事態を想定し迅速に行動できる対応指針の整理及び意識改革が必要と感じました。

【石川県・かほく市】
○主題:「人口増加に向けた移住・定住促進」
 石川県かほく市も能登半島地震の影響を受けた市です。ですが、こちらでは近年、人口が増加傾向にあり、それに関わる対策・施策について伺ってまいりました。
 かほく市の行政面積は砂川市よりやや小さい64.36㎢で、人口は約36,000人です。今から20年前は35,000人。自然減や流出等の影響でいたるところで人口減少が見受けられる昨今、この推移には感嘆しました。
 全国の自治体では人口対策として子育て支援を中心に様々な施策を展開しておりますが、かほく市は「出生数」に着目し、ここの伸長に大きく力を入れた点が特徴的でした。他市町村で見られる子育て支援はおおよそ実施しているほか、若者を中心に「とりあえず住んでもらう」「結婚してもらう」「子どもを産んでもらう」「家を建ててもらう」というようなライフステージに応じたトータル支援を展開していました。
 本市にはないものとして、具体的には新婚世帯の家賃補助(2年間・子どもを出産した場合は1年延長)、転入者への家賃支援、奨学金返還支援、こども屋内運動施設の設置などがありました。
 ただ、とりわけ一番印象に残ったのがプロモーションの取り組みです。かほく市はまちの魅力や支援制度などを、テレビCMをはじめ、公式インスタグラムの運用、YouTubeの活用など情報発信を積極的に行っています。砂川市も他市町村に負けない子育て支援や新規就労者への支援、移住定住の取り組みなど様々実施していますが、情報発信という部分では見習うところがあるように感じました。
 もう一つ、かほく市では「職員提案制度」を実施し、若手職員から意見を吸い上げる正式なシステムが確立されているのも特徴的でした。いずれにしましても官民問わず将来のまちづくりを担うであろう若者世代から意見を募り、実のある施策を検討していく姿勢・手法が近年の人口増加に繋がっていると感じとても参考になったところです。

Follow me!

PAGE TOP このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。