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■公共施設でFree Wi-Fiが利用できます

 3月1日から、公共施設の一部でFree Wi-Fi(無線LAN)が利用できるようになりました。

 市役所は以前から供用しておりましたが、この度、「公民館」「図書館」「ふれあいセンター」「地域交流センターゆう」に拡充されました。それぞれ共通のパスワードとなっていますので、いずれかの施設で一度設定すると、そのまま再設定なく利用できます。

 さて、本日の議会は終日「第2予算審査特別委員会」です。

 条例の制定及び一部改正と新年度予算について集中的な審査が行われます。


■本日の市議会(総括質疑・第2予特)

 3月11日(月)、本日の市議会の日程は条例や新年度予算に対する「総括質疑」及び「第2予算審査特別委員会」の予定となっています。

 ここで一応おさらいしたいと存じます。

 総括質疑とは、行政側から提案された議案に対し疑問や確認したい点があるとき説明を求めるもので、提案された議案に関係することしか質問できません。

 一方、一般質問は提案された議案にかかわらず、市の行財政全般にわたって事務事業の執行状況の確認、方針や政策提言、行政に対する指摘・批判など報告や所見を求めるものです。なお、一般質問では予算など議案に抵触する内容は原則質問できません。

 ちなみに当市議会では議会運営委員会の申し合わせにより総括質疑の質問回数は3回までとし、一般質問は持ち時間30分としています。

 予算審査特別委員会は、提案された条例や予算等、特定の問題に対し集中審議を行うために設置されるもので、条文の定める内容(文言)や予算の妥当性(算定・積算根拠等)について一問一答方式で行います。総括質疑との違いは、総括質疑は提案した経緯や背景及び事業効果、方針や方向性などの大綱的な考え方を確認するもので、予算審査特別委員会は、例えば予算であれば必要経費の単価や積算根拠等、適当な要求額となっているかどうか細部にわたり審査するのが通例です。特に予算は過剰な要求があったりすると他の施策に影響を及ぼすことも懸念されますので慎重な審査が求められます。

 予算審査特別委員会は明日12日(火)までの日程を予定しており、審査の様子は総括質疑同様に傍聴ができ、YouTubeでも配信しています。


■市議会4日目が終了

 3月7日(木)の市議会にて、条例の制定及び一部改正と各会計の新年度予算について提案説明がありました。

 このうち、提案された議案を幾つか抜粋してお知らせいたします。

 なお、各会計予算の提案内容については「第2予算審査特別委員会」が終了した後に新規事業を中心にお示ししたいと存じます。

※3月8日(金)は、議案調査のため休会です。

【提出議案(一部

◆砂川市立義務教育学校設置条例の制定

 令和8年度に開校を予定する「義務教育学校」の名称及び位置を定める条例の制定。なお、名称は公募及び選考にて決定した「砂川市立砂川学園」とし、位置は現砂川中学校用地です。

◆砂川市道路占用料徴収条例の一部改正

 道路法施行令の一部改正に伴い、道路占用料の額を改めようとするもので概ね現行料金は引き上げとなります。主な道路占用の例としては電柱・電話柱・電話ボックスです。なお、本改正に準拠する形で「砂川市普通河川管理条例」及び「砂川市都市公園条例」についても同様の議案が提出されています。

◆砂川市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正

 地方自治法の一部改正に伴い、会計年度任用職員に対し勤勉手当を支給するための改正。可決されれば砂川市職員の例により現行の期末手当に加えて支給されることとなります。

◆砂川市敬老助成条例の一部改正

 物価高騰の影響によるタクシーの初乗り運賃の値上げなどを考慮し、1人当たりの助成金額を5,300円から6,000円に改正しようとするものです。なお、敬老助成券はバス券・タクシー券・入浴券のいずれかを選択する形で、助成金額に合わせて発券されています。(対象者要件あり)

◆砂川市介護保険条例の一部改正

 介護保険制度の安定かつ持続的な運用を目的に、介護保険料の保険料率及び段階区分について、国に準じた改正の提案。低所得者の方の負担軽減を図るとともに、現行9段階ある区分のうち高所得者層の第9を細分化し、所得に応じた保険料を設定するもの(所得の多い方は実質保険料の増となる見込み)です。なお、介護保険料は介護保険法により3年ごとに見直すこととされており、今回の改正案は令和6年度から8年度に適用しようとするものです。

◆砂川市企業振興促進条例の一部改正

 砂川市では企業立地を促進するため、企業の用地取得・建物設備所得・市内居住者新規雇用・年間業務量水道料等に関わる助成を行っています。本条例は平成24年度から施行し、以降4年度ごとに検証され継続等について協議することとされており、今回は期間延長(4年間)とする改正案になります。

◆砂川市中小企業等振興条例の一部改正

 中小企業者等で問題視されている雇用の定着、人手不足及び後継者不足を解消する一助として現行の支援に「資格等取得支援」「従業員家賃支援」「事業承継促進」を加えようとするものです。

◆砂川市病院事業の設置等に関する条例の一部改正

 診療の専門性を高めるため、診療科を細分し新たに「消化器内科」を設置するともに、患者数の減少に伴い結核病床(6床)を廃止とする条例改正の提案です。なお、結核病床廃止となると病床数総計は492床となります。

最近、写真がありませんでしたので、自席目線の議場を載せてみました
予算審査特別委員会の会場

■市議会2日目が終了

3月5日(火)、市議会定例会の2日目が終了しました。2日目は「市政執行方針」及び「教育行政執行方針」が示されたほか、一般質問(3人)が行われました。

 このうち、市政執行方針及び教育行政執行方針で示された具体的な施策内容についてご紹介いたします。

 なお、予算が伴うものはこれから提案を受け審査することとなりますので、現時点では決定ではありません。

【執行方針の主な内容】

○子ども医療費の自己負担無償化を中学生・高校生まで拡大

○保育所・幼稚園の副食費の無償化

○乳児おむつ無料クーポン券を乳児すこやか応援クーポン券に改め、対象商品の拡充し利便性の向上を図る

○敬老助成券の助成額の増額

○社会福祉法人砂川福祉会(医療・介護施設)に対する空調設備設置支援

○子ども通園センターのICTシステム導入及びプール設備等の改修

○若年層の生活習慣病予防健診・保健指導を拡充(中学2年生を対象)

○新規就農者支援に関わる経営発展支援事業の推進

○事業者に対する資格等取得費支援及び事業継承手続きに関わる支援

○公営住宅の安全確保及び長寿命化に関わる整備

○砂川駅前地区整備事業の供用開始に向けた運営に関わる検討

○避難環境の衛生等に配慮した必要物資の備蓄強化

○砂川天使幼稚園のICTシステム(情報通信アプリ)導入に対する支援

○義務教育学校の建設着工

○学校教育で使用しているタブレット端末に有効なソフトウェア導入を検討

○図書カード機能をマイナンバーカードに連携

詳しい内容及びその他の事業等については、予算審査後に改めて投稿いたしたいと存じます。

本日3日目は一般質問(4人)のみの日程となっています。


■市議会定例会が始まりました

 先週末から続く大雪で、皆様、除雪作業が大変だったのではないでしょうか。今シーズンは降雪が少なくこのまま雪解けが進むと思いきや、きっちり帳尻を合わされるものですね。

 3月4日(月)から令和6年第1回市議会定例会が始まりました。会期日程は13日(水)までの予定で、3議案が追加され39件の議案について審査します。

 初日は、各会計の3月補正予算について「予算審査特別委員会」で審査が行われました。

 予算の3月補正は基本的に“決算見込み”と言われ、当初予算に対し不足や執行残が生じた場合に増額または減額をします。補正予算においては概ね各種事業に関わる見込み件数の増減(交付金・補助金・扶助費等)や入札の落札率に伴う縮減のほか、天候に左右される除雪費などです。

 各事業費とも予算案の提出時に予算審査特別委員会の審査を経て採決されているため、事業内容を含め特筆すべきところはあまりありませんが、この度、「新型コロナウイルスワクチン接種に要する経費」が3,300万円ほどの減額補正となっており、ワクチン接種の需要が下がり、コロナウイルスが日常生活の一部になってきたような感じを覚えました。

 本日は、補正予算の採決、市政執行方針及び教育行政執行方針、一般質問(3人)の日程となっています。

 詳しい日程等についてはこちらからご確認ください。


■来週から市議会です

 令和6年第1回市議会定例会が3月4日(月)から13日(水)の10日間の日程で開会されます。

 今回の議会は令和6年度の市政執行方針、教育行政執行方針が示され、条例の制定及び一部改正、各会計の令和5年度補正予算と新年度予算等、36件の議案が審査されます。

 一般質問は7名となり、3月5日・6日に行われる予定となっています。私も数件、気に掛かけていることもあり用意もしましたが、諸事情により今回は行わず次回以降にしたいと存じます。

 なお、審査結果等については改めて当HPでご紹介させていただきます。

 市議会の様子はYouTubeでもご覧なれますので、是非ご視聴(傍聴)ください。

 詳しい議会日程などはこちらをご参照願います。


■Tomomi LIVE 2024 in SUNAGAWA

 2月25日(日)、地域交流センターゆうでTomomiさんのワンマンライブが行われました。Tomomiさんは空知太小学校・石山中学校を卒業された地元出身のシンガーソングライターで、現在は札幌市を拠点にLIVEをはじめラジオのパーソナリティやCMソングなど幅広く活躍されています。

 「す・な・が・わEvergreen」と題されたLIVEでは、途中で砂川ブラススタイルの演奏や子どもたちとの合唱も披露され、ステージは大変賑やかでした。

 また、披露された楽曲は地域や学校、家族、友人の想いをつづったものが沢山あり、Tomomiさんは非常に地元愛の強い方という印象を受けました。心に染みわたる歌声で感傷に浸る方も多かったのではないでしょうか。

 今後、益々のご活躍に期待しています!

砂川ブラススタイルと子どもたちとのコラボの様子。会場は多くの人で埋め尽くされていました。

■全国の出生数が過去最少に(つぶやき)

 本日の北海道新聞朝刊に2023年度の出生数の記事がありました。記事は厚生労働省の速報値に基づいたもので、全国値で前年比41,097人減の758,631人と過去最少を更新し、道内においても25,286人となり17年連続減少しているとの内容でした。

 内閣府によりますと、少子化の傾向は1970年代中盤からはじまり、同年代後半から20歳代女性の未婚率が急激に上昇し、加えて晩婚化や1985年の男女雇用機会均等法の成立に伴う女性の社会進出が原因の一旦と分析しています。

 少子化にあっては以前から度々報道等で取り上げられていましたが、当記事を読んで私が思うところとしましては、これまでは少子化が進行しても女性の社会進出により就業者は一定程度確保されていたけれど、様々な業種で人材不足が顕著になっている昨今、いよいよ問題が深刻化してきたというふうに感じました。

 過疎化が進む多くの自治体では危機感を覚え、子育て支援をはじめとした、あの手この手で策を講じていますが所詮人の奪い合いの構図が否めません。今後は人材不足に伴う都市部への流出が加速し、さらに難しくなるとも想像します。

 余談ですが先日、NHKで田中角栄元総理の特別番組を視聴したとき、同氏が貧しい家庭を支えるため昼夜働きづくめの母を見て「努力の集積を東京の人たちは何食わぬ顔をして持っていく」と嘆き、地方を豊かにし都市部との格差をなくそうと道路網や新幹線の整備等に奔走したことが紹介されていました。

 やはり、国家戦略としてこの事象にどう対策を講じていくのか、どう地方との格差解消を図るのかという点が非常に重要に思います。

 とは言いつつなかなかこれだと言う特効薬も思いつきませんが、まずは国が公表する下表を眺めていると今春闘において賃金の大幅なベースアップが実現することが、一つ大きな役割を果たすような感覚があり、期待が高まっているところです。

 砂川市もどのような対策を講じていくべきなのか…施策の必要性も含め、自身しっかりと考察していきたいと思います。

 この関係については、今後も勝手論を書き記したいと存じます。

1980年代は一般的な缶ジュースは100円だった記憶があります。今は給与も上がらぬまま150円になる報道もあります。

■人口推計の報道を見て(つぶやき)

 先日は暖気により春を感じさせる陽気でしたが、一転、寒さが戻ってきました。皆様体調管理にはくれぐれもご注意ください。

 昨日、北海道新聞の朝刊に空知管内市町別の2050年までの人口推計が掲載されていました。

 砂川市の推計は次のとおりです。

  ●2030年 = 13,634人

  ●2040年 = 11,206人

  ●2045年 = 10,080人

  ●2050年 =  9,023人

  ※2020年は、16,486人

 この推計値は記事によりますと「国立社会保障・人口問題研究所」がまとめたものとなっています。

 砂川市では第7期総合計画(2021~2030年度)の策定時に同じく「国立社会保障・人口問題研究所」の数値を引用しており、この時の2030年の推計値は13,176人でした。

 第6期総合計画を見ますと同研究所の推計値は細かく記載されていませんが、2020年度は16,567人と予測されていましたので、かなり精度が高いことが窺えます。あくまで推測として、転出入の動向をはじめ合計特殊出生率や階層別人口、基幹産業、雇用、医療・福祉、教育・学校、交通機関、経済圏、自治体財政などなどの経過、現況そして今後の見通しを細かく分析しているのだろうと感じました。

 ただ、いずれにしましても、この人口減少(少子化)の流れは歯止めがかからず、依然として全国的な問題にあることは変わりません。各自治体では、頭をひねりながら少子化・人口減少対策として医療費無償化など様々な施策を講じはいるものの、見方によっては単なる自治体間の人の奪い合いにも映ります。やはり底上げをするには国策が肝心です。

 現在、政府は少子化対策の財源確保のため公的医療保険料に上乗せ徴収する「子ども・子育て支援金」を盛り込んだ法案を今国会に提出しようとしています。これらを財源とした厚生労働省の「こども未来戦略」を見ますと、一部バラまき的な要素も見受けられ、本質は勤労者の賃金形態や労働環境等の処遇改善にあると考える私にはやや心配に思うところがあります。支援金のあり方を含め色々と思うところもありますが、兎にも角にも徴収した以上はしっかりと効果のある政策に結びついて欲しいと思います。


■小学校5校が交流会

 2月16日(金)、総合体育館で市内の小学5年生と6年生を対象に交流会が行われました。この事業は令和8年度に開校を目指す「義務教育学校」への円滑な移行を図るため、交流を通じて児童間の不安を和らげようと昨年度より始まったものです。ただ、現在は学校統合の有無に関わらず、小学校が複数ある場合、中学校へ進学するということは“事実上の学校統合”であることから、中学校進学の不安感を軽減・解消する一つの手段として実施されています。

 今回の交流会は午前中に5年生、午後から6年生という組み立てで、両学年とも各校の児童が必ず入るグループを幾つかつくり、王様ドッジボール、3択クイズ、いろいろリレーなどのレクリェーションを競い合いました。

 私は5年生の交流会にお邪魔して参りましたが、時折大きな歓声が沸き上がるなど元気な様子が窺え、また感想発表では「学校・学級紹介で他校のことが知れてよかった」「ゲームが面白くて次回が楽しみ」という声が上がっていました。

 一時的な交流で親しい関係を築くのはなかなか難しいと感じますが、この体験が中学校進学後に共通の想い出としてコミュニケーションをとるきっかけのツールともなり得ると思いますので、このような取り組みは子どもたちの声に耳を傾けながら義務教育学校の開校まで続けていって欲しいですね。

 なお、現時点での5年生の総数は96人、6年生は85人となっています。

3択クイズ
王様ドッチボール

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