■砂川版「キャリア・パスポート」

 先日行われた総務文教委員会で教育委員会より「キャリア・パスポート」の運用について報告がありましたのでご紹介いたします。

 このキャリア・パスポートは、令和2年度から市内全校で取り組まれているキャリアシートの改良版で、令和8年度に開校予定の「義務教育学校」を鑑みて様式を統一したものとなっており、今年度から運用されています。

 大まかな内容としましては、主に振り返りによる自己評価・分析と抱負・目標を記述する仕様となっており、パスポートを学年間で引き継ぐことで系統的なキャリア教育に繋げようとするものです。また、心の変化や感情を読み解く一つのツールとしての活用も見込まれており、個別最適な学習や必要に応じたケア、サポートにも繋げていきたいとしています。

 現代社会はインターネット等の普及により子どもたち自身が様々な情報を容易に得られるため、考え方や心理状態はより複雑になり個々の対応も難しくなっていると推察します。また、いじめも常に心配に思うところでもあり、こういった目配り要素のある取り組みは非常に期待をしています。

 パスポートは砂川オリジナル版として今後、必要に応じて改良が重ねられ内容も変化することもあるでしょうが、いずれにしましても教職員の皆様には、解釈を間違えず、しっかりと子どもたちの健全な成長を支える一つの手段として有効に活用していただきたく思います。

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