■全国の出生数が過去最少に(つぶやき)

 本日の北海道新聞朝刊に2023年度の出生数の記事がありました。記事は厚生労働省の速報値に基づいたもので、全国値で前年比41,097人減の758,631人と過去最少を更新し、道内においても25,286人となり17年連続減少しているとの内容でした。

 内閣府によりますと、少子化の傾向は1970年代中盤からはじまり、同年代後半から20歳代女性の未婚率が急激に上昇し、加えて晩婚化や1985年の男女雇用機会均等法の成立に伴う女性の社会進出が原因の一旦と分析しています。

 少子化にあっては以前から度々報道等で取り上げられていましたが、当記事を読んで私が思うところとしましては、これまでは少子化が進行しても女性の社会進出により就業者は一定程度確保されていたけれど、様々な業種で人材不足が顕著になっている昨今、いよいよ問題が深刻化してきたというふうに感じました。

 過疎化が進む多くの自治体では危機感を覚え、子育て支援をはじめとした、あの手この手で策を講じていますが所詮人の奪い合いの構図が否めません。今後は人材不足に伴う都市部への流出が加速し、さらに難しくなるとも想像します。

 余談ですが先日、NHKで田中角栄元総理の特別番組を視聴したとき、同氏が貧しい家庭を支えるため昼夜働きづくめの母を見て「努力の集積を東京の人たちは何食わぬ顔をして持っていく」と嘆き、地方を豊かにし都市部との格差をなくそうと道路網や新幹線の整備等に奔走したことが紹介されていました。

 やはり、国家戦略としてこの事象にどう対策を講じていくのか、どう地方との格差解消を図るのかという点が非常に重要に思います。

 とは言いつつなかなかこれだと言う特効薬も思いつきませんが、まずは国が公表する下表を眺めていると今春闘において賃金の大幅なベースアップが実現することが、一つ大きな役割を果たすような感覚があり、期待が高まっているところです。

 砂川市もどのような対策を講じていくべきなのか…施策の必要性も含め、自身しっかりと考察していきたいと思います。

 この関係については、今後も勝手論を書き記したいと存じます。

1980年代は一般的な缶ジュースは100円だった記憶があります。今は給与も上がらぬまま150円になる報道もあります。

■人口推計の報道を見て(つぶやき)

 先日は暖気により春を感じさせる陽気でしたが、一転、寒さが戻ってきました。皆様体調管理にはくれぐれもご注意ください。

 昨日、北海道新聞の朝刊に空知管内市町別の2050年までの人口推計が掲載されていました。

 砂川市の推計は次のとおりです。

  ●2030年 = 13,634人

  ●2040年 = 11,206人

  ●2045年 = 10,080人

  ●2050年 =  9,023人

  ※2020年は、16,486人

 この推計値は記事によりますと「国立社会保障・人口問題研究所」がまとめたものとなっています。

 砂川市では第7期総合計画(2021~2030年度)の策定時に同じく「国立社会保障・人口問題研究所」の数値を引用しており、この時の2030年の推計値は13,176人でした。

 第6期総合計画を見ますと同研究所の推計値は細かく記載されていませんが、2020年度は16,567人と予測されていましたので、かなり精度が高いことが窺えます。あくまで推測として、転出入の動向をはじめ合計特殊出生率や階層別人口、基幹産業、雇用、医療・福祉、教育・学校、交通機関、経済圏、自治体財政などなどの経過、現況そして今後の見通しを細かく分析しているのだろうと感じました。

 ただ、いずれにしましても、この人口減少(少子化)の流れは歯止めがかからず、依然として全国的な問題にあることは変わりません。各自治体では、頭をひねりながら少子化・人口減少対策として医療費無償化など様々な施策を講じはいるものの、見方によっては単なる自治体間の人の奪い合いにも映ります。やはり底上げをするには国策が肝心です。

 現在、政府は少子化対策の財源確保のため公的医療保険料に上乗せ徴収する「子ども・子育て支援金」を盛り込んだ法案を今国会に提出しようとしています。これらを財源とした厚生労働省の「こども未来戦略」を見ますと、一部バラまき的な要素も見受けられ、本質は勤労者の賃金形態や労働環境等の処遇改善にあると考える私にはやや心配に思うところがあります。支援金のあり方を含め色々と思うところもありますが、兎にも角にも徴収した以上はしっかりと効果のある政策に結びついて欲しいと思います。


■小学校5校が交流会

 2月16日(金)、総合体育館で市内の小学5年生と6年生を対象に交流会が行われました。この事業は令和8年度に開校を目指す「義務教育学校」への円滑な移行を図るため、交流を通じて児童間の不安を和らげようと昨年度より始まったものです。ただ、現在は学校統合の有無に関わらず、小学校が複数ある場合、中学校へ進学するということは“事実上の学校統合”であることから、中学校進学の不安感を軽減・解消する一つの手段として実施されています。

 今回の交流会は午前中に5年生、午後から6年生という組み立てで、両学年とも各校の児童が必ず入るグループを幾つかつくり、王様ドッジボール、3択クイズ、いろいろリレーなどのレクリェーションを競い合いました。

 私は5年生の交流会にお邪魔して参りましたが、時折大きな歓声が沸き上がるなど元気な様子が窺え、また感想発表では「学校・学級紹介で他校のことが知れてよかった」「ゲームが面白くて次回が楽しみ」という声が上がっていました。

 一時的な交流で親しい関係を築くのはなかなか難しいと感じますが、この体験が中学校進学後に共通の想い出としてコミュニケーションをとるきっかけのツールともなり得ると思いますので、このような取り組みは子どもたちの声に耳を傾けながら義務教育学校の開校まで続けていって欲しいですね。

 なお、現時点での5年生の総数は96人、6年生は85人となっています。

3択クイズ
王様ドッチボール

■「すながわ冬まつり」盛会に

 2月11日(日)、オアシスパークで砂川青年会議所主催の「すながわ冬まつり」が開催されました。このような冬の大きなイベントはいつぶりだろうと人出を気にしながら会場を訪れると小さな子ども連れの家族をはじめ非常に多くの来場者があり驚きました。当日は風もなく晴天が広がる穏やかな日でしたので、これも人手を後押ししたかもしれません。

 しばらく会場内を散策しましたが、随所で子どもたちの笑顔が見受けられたのがとても印象的でした。冬はどうしても遊ぶ機会が少なくなりこもりがちなので、このような催しはとてもありがたく、準備に精を出された砂川青年会議所をはじめとするスタッフの皆様には心から敬意と労いを申し上げたいと存じます。

 余談ですが私は若い時1回だけワカサギ釣りをしたことがあります。沢山のワカサギ釣り用のテントを見て、4時間で1匹しか釣れなかった苦い経験を思い出しました。

 会場内の様子は写真を沢山添付しましたので、是非ご覧ください。

管理棟の屋上から撮影。当日は特別開放。右側に雪上アートが見えます
かまくらの休憩所。沢山ありました
雪山滑り台。結構なスピードが出ます
仮装滑り台コンテスト。会場を盛り上げていました
わかさぎ釣り体験。直ぐに申込一杯になるほどの人気でした
アイスカルーセル。円盤形の雪上が回転します
津軽スコップ三味線。弦を弾く音に聞こえて驚きました
テントサウナ。利用中でした。水風呂まであります。
観光協会のブース。ガチャでお菓子がもらえます
砂川手打ちそば愛好会も出店されていました
会場には多くの飲食店が並びました
ティラノサウルス。子どもたちに人気でした

■大谷選手のグローブが学校へ

 2月7日(水)、砂川小学校において大谷翔平選手から寄贈されたグローブを使用する様子を公開するということで、報道機関に混ざって視察して参りました。

 内容は子どもたちが交代でキャッチボールをする様子が披露され、使用した児童に感想を尋ねるとグローブは非常に軽くて扱いやすいとのことでありました。

 なお、教育委員会に確認したところ、グローブは1月11日に受領し、翌日から各校へ届けたとのことでありました。ただ、各校では基本、屋外仕様のものなので本格的な使用は雪解けを待ってからとしており、現在は児童が手に取って感触を確かめたり、体育館で軽いキャッチボールをする程度にとどめているようです。

 今後は寄付者の気持ちや意向を考慮して、ボロボロになるまで積極的に使用して欲しいと思いますね。

 蛇足ですが、砂川市は令和8年度に全ての小中学校を統合した義務教育学校の開校を目指しています。そうなると1校にグローブが15個……凄いですね。

小指の部分にサインがあります
キャッチボールの様子

■気温差に驚き

 例のごとく、懲りずに市役所の温度計を投稿します。

 今朝は寒さ厳しくマイナス10℃を下回りました。皆さん体験しているとおり日によってはマイナス20℃ぐらいになる日もあります。夏の暑さを考えると実に寒暖差が50℃もある地域に住んでいると思うとちょっと驚きますね。

 過酷とまでは言いませんが厳しい自然環境を理由に転出される方もいるかもしれません。そう思うと、子育てや教育、福祉施策をはじめ少しでも安心した日常生活がおくれる環境整備・まちづくりがとても大事だと再認識しました。


■人口動態(統計)を活用したまちづくり

 先般、新聞で市町村別の転出入超過数の記事を目にしました。記事の内容では2019年から2023年にかけて「転入者-転出者」の数値が示されており、砂川市は5年連続マイナスで平均値で言いますと毎年転入者が転出者より106人少ない状況となっていました。

 この数値を見て、改めて人口減少に関わる問題などを考えさせられ、同時に人口動態をはじめとした統計値がまちづくり政策にとても重要だと認識を強くしました。各自治体では人口減少に歯止めをかけようと様々な施策を講じていますが、将来人口推計をしっかり読み解くことは必要かつ的確な行政サービスに結びつく欠かせない要素だと思います。

 ただ漠然と人口を増やすではなく、人口規模や構成割合等の予測を立てながら、例えば業種ごとに必要な人材の育成や合理的な手法・判断なども考察していかなければ、まちの形態や持続性が失われていくのでは…なんて考えたりもしています。

 経済産業省のホームページには市街地活性化の検討に必要な地域別統計の入手方法の一覧もありますので、これらを参照しながら今後の砂川市のまちづくりのあり方などを模索したいと思いました。今後は色々と考えたことなどを記していきます。

 ちなみに下表は北海道の資料を基に、私が勝手に作成したものです。特別な意図はありませんがご参考までにご覧いただければと存じます。


■「心呂座」公演を鑑賞

 1月28日(日)、地域交流センターゆうで「心呂座(ころざ)」の公演を鑑賞しました。

 ご存じの方も多いと思いますが「心呂座」とは、平成19年、地域交流センターゆうのオープンに伴い設立された市民劇団で、ゆうを拠点に活動をしています。

 今回の演目は「あした ここから」と題し、小さな駅を舞台に様々な人間模様を描く作品でした。ストーリーや迫真の演技もさることながら、開演に至るまでの大道具・小道具等の準備や日々の稽古のことを想像すると非常に感心・感動しました。また、最後にはスタッフ皆様からふるさと砂川への想いも語られ、色々と考えさせられたところです。

 今後、「心呂座」から大きな舞台へはばたく方もいるかもしれませんね。そんな期待を寄せながら次回公演を楽しみにしたいと思います。

 スタッフの皆様、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました!

オープニングの様子。会場には本当に多くの方が来場していました。

■コロナ、油断は禁物です

 今日は、久し振りにHPに投稿しました。間が開いてしまい申し訳ありません。

 事後報告となり大変申し訳なく思いますが、私、1月18日(木)に新型コロナウイルスに感染(初)しました。起床時に異様な倦怠感と発熱があったため、直ちに受診したところ陽性との結果でありました。直後から6日間の隔離生活がはじまりましたが、その間、39度の高熱や喉の痛みと咳、悪寒と倦怠感、腰痛(関係ない?)にもだえ苦しんでおりました。また、味覚もかなり鈍くなっていました。

 コロナも5類になり、何となく“酷くはならないだろう”という愚かな感覚に陥っていましたが、完全に錯覚でした。症状には個人差がありますが、やはり通常の風邪とは違い、かなり苦しい思いをする場合もありますので、どうか皆様、コロナ明けに油断せず、状況に応じて感染予防策を講じていただければと存じます。


■本日、臨時議会でした

 1月26日(金)、令和6年第1回砂川市議会臨時会が開会されました。

 臨時会では一般会計補正予算をはじめとした4件の議案と1件の報告が付議され、いずれも原案のとおり議決・承認されています。

 主な点で申しますと、この度の補正予算のうち地方創生臨時交付金事業に要する経費として「住民税均等割課税世帯特別給付金支給事業」で4,752万2千円、「子育て世帯子ども加算特別給付金支給事業」で1,382万5千円が計上されています。

 これら事業は低所得者の物価高騰対策として給付金を支給するもので、先に手当された住民税非課税の方に続く措置であり、“住民税の均等割のみ課税されている世帯”が対象となります。

 支給額は1世帯10万円で、対象世帯に扶養する18歳以下の方がいれば1人当たり5万円が加算(子育て世帯子ども加算)されます。

 なお、対象となる方には2月上旬に郵送にて直接ご案内が届く予定とされており、事前の手続等は不要とのことであります。また支給開始は2月下旬ごろの予定となっています。

 


PAGE TOP このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。